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歯磨きの歴史

こんなものが使われていたなんて。
若干ショックです。

最初の歯磨剤は、紀元前1550年頃の古代エジプトの医学書であるパピルスに記載された物と言われている。そのエジプトでは、4世紀頃には食塩・黒胡椒・ミントの葉・アイリスの花を混ぜ合わせた粉末の歯磨剤が使用されていた。古代ローマでは、人間の尿に含まれているアンモニアが歯を白くするものと考えられ、尿が歯磨剤として用いられていた。

18世紀のアメリカ合衆国では、焦げたパンを混ぜた歯磨剤が使われていたことが明らかになった。また、「ドラゴンの血」(dragon's blood)と呼ばれる混合樹脂にシナモンや焦がしたミョウバンを混ぜた歯磨剤もあった。

しかしその長い歴史にも関わらず、歯磨剤が広く用いられるようになったのは19世紀に入ってからのことである。1800年代初頭には、歯磨きは主に歯ブラシと水だけで行われていた。その後間もなくして、粉末の歯磨剤が大衆に広まっていった。その頃の歯磨剤の多くは自家製で、チョークの粉・細かく砕いたレンガ・食塩などがよく混ぜられていた。1866年、ある家庭百科事典は細かく砕いた木炭を歯磨剤に使用することを勧めた。また同事典は、その頃特許を取って市販されていた多くの歯磨剤は益よりも害が多いものであるとして、大衆に注意を促した。

1900年頃になると、過酸化水素や炭酸水素ナトリウムを含むペースト状の歯磨剤が勧められるようになった。ペースト状の歯磨剤そのものは19世紀にはすでに売り出されていたが、粉末状のものに取って代わるようになったのは第一次世界大戦が終わる頃のことであった。現在のようなチューブに入ったペースト状の歯磨剤は、1896年にニューヨークでコルゲート社(Colgate & Company)によって初めて売り出された。

1914年、フッ素化合物が配合された歯磨剤が初めて登場した。このフッ化物入りの歯磨剤は1937年にアメリカ歯科協会(ADA)によって批判の的となった。しかしその後も改良が続き、1950年代にはついにADAがフッ化物入りの歯磨剤を認めるに至った。現在、フッ化物の適正使用量および制限は国によって異なる。アフリカ諸国の多くでは、アメリカよりもやや高い割合でフッ化物を配合することが認められている。

最近では、人体の骨と親和性の高いハイドロキシアパタイトを含む歯磨剤が開発された。特に「アパガード」と呼ばれる製品は大ヒットし話題となった。


[成分
歯磨剤の基本成分は研磨剤と発泡剤を主成分とし、保湿剤や結合材などがある。また、近年、フッ素を始めとする薬用成分が含まれる歯磨剤が増加している。日本では、薬事法により、基本成分のみの歯磨剤は化粧品歯磨剤に、基本成分の他に薬用成分が含まれている歯磨剤は医薬部外品歯磨剤に分類される(薬事法第2条)。近年では、フッ素が含まれている歯磨剤のシェアが急激に上昇しており、2005年現在日本で市販されている歯磨剤の約九割が医薬部外品歯磨剤である。歯垢を落とす手段としては研磨剤から薬用成分へ主役が切り替わりつつある。


引用『ウィキペディア(Wikipedia)
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2007年11月13日 19:02に投稿されたエントリーのページです。

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